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QGIS カスタム UI の日付入力は QgsDateTimeEdit を使う

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QGIS カスタム UI の日付入力は QgsDateTimeEdit を使う

QGIS にて地物属性のフォームにカスタムUIを使う場合で日付・時刻を入力するフィールドを設ける場合、Input Widgets 内の QdateEdit やQdateTimeEdit は使用せず、QGIS custom widgets 内の QgsDateTimeEdit を使用する。(基本的にどんな入力についてもカスタム UI は QGIS custom widgets から使う)

理由:
Qt の標準日付入力は Nullable じゃないので、日付 Null の表現ができず、デフォルトの日付(時刻)が入力・表示されてしまう。
一方、QgsDateTimeEdit は allowNull プロパティがあり Null を許容する。


詳細:(QGIS 3.10.4 LTR)


  1. Qt Designer with QGIS で日付入力項目のある UI ファイルを用意
  2. QdateEdit, QdateTimeEdit はInput Widgets 内にあり、アイコンも表示されているのでこれを使いがち
  3. QgsDateTimeEdit は QGIS custom widgets 内にある
  4. 日付時刻に Null 値を持つデータを準備(フィールド名にに日本語使ってますが、UI ファイルをテキストエディタで直編集してます。)
  5. 属性フォームに作成したカスタムUIを適用して、属性表示すると Qt 標準の Input Widget はNull をデフォルト日付で表示してしまう

カスタム UI 作らなきゃいけないほど入力項目多いデータでいくつも日付フィールド配置した後に、Null 入れられないことに気づき "Qt date nullable" とかで調べて時間を無駄にしたので。 QgsDateTimeEdit 使ってください。
QGISのプロパティから規定値も設定できるし。更新時だけ now() で現在日付時刻とか便利。
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