やりたいこと
- Windows、Linux で"Shift+Delete" や "ゴミ箱を空にする" で消してしまったファイルを復旧する
- ディレクトリ構造を維持したまま復旧する←重要
用意するもの
- 復旧データを保存するために十分な空き容量のあるハードディスク
NASやクラウドでもマウントできていればOK
(復旧したいデータが保存されていたハードディスクとは別の保存領域。 同じディスクでは復旧中に上書きしてしまって、取り戻せなくなるファイルが出る)
- 復旧ソフト TestDisk
手順
TestDisk Step-by-Step 参照
FAT12, FAT16, FAT32, ext2, NTFS のパーティションからのファイル復旧手順が
Recover deleted files の項目にあります。
何故 TestDisk か
対応しているフォーマットであれば、ディレクトリ構造を維持したまま復旧されるので、ルートからごっそり削除した場合でも、コマンド打って一晩ほっておけば大体復旧できる。(意図して削除したファイルも戻るので、復旧後いらないファイルは再度削除する。)
ディレクトリ構造無視して復旧するソフトでは、同じ名前のファイルが複数フォルダに有った場合、毎回別の保存先を指定しなくてはならず、放ったらかしにできない。
復旧ソフト名 |
復元数制限 |
ディレクトリ構造 |
安定性 |
Recuva |
◯
制限無し |
× |
◯ |
DataRecovery |
△
仕様上は無し |
◯ |
△
大量のファイル復旧はできない
(落ちる) |
EaseUS Data Recovery
Wizard Free 12.8 |
×
500MBまで |
× |
◯ |
TestDisk |
◯ |
◯ |
◯ |